絶好の天気の中、昼食にねじき蕎麦で十割蕎麦を食べた後、ロードスターの幌を開けて福知山(京都府)を目指しました。(2018年11月3日)
うちのロードスターにはETCが付いていません。
ロードスターに乗っているときは出来れば高速道路はではなく、田舎のワインディング・ロードを走りたいのでETCは「必要なし」と思っています。
今回も高速道路は使わず、とにかく遠回りでもいいので空いている道を走ることにしました。
そもそもワインディングを走るのが目的の旅ですし。
ロードスターで極たまに高速道路を走ると
「この車は高速道路には不向きで、走るべきではない」と感じます。
車が軽くてちゃちいので、高速道路ではスタビリティーの無さがはっきり出てしまい運転の面白みが無いのです。
ライトウェイト・スポーツはワインディングをヒラリヒラリと走るのがお似合いです。
「やはり野に置け」と思います。
高速道路で長距離移動する際に、個人的に適していると感じるのはやはり大型セダンで、我が家の車ではAUDI A8がその任に適していると感じます。
そもそもそのために買った車ですし。
丹波の福知山市
福知山市は京都府にあり、兵庫県の丹波市・丹波篠山市と接しています。
丹波地方、昔の丹波の国は兵庫県と京都府の両方にまたがっていて、丹波は兵庫県だけではないのです。
言葉は関西弁なのですが、厳密に言うと少し違っていて、京阪式アクセントが少し変異している「垂井式」と呼ばれる言葉が話されています。
皆さんが良く知っている人物で言うと千原兄弟が話しているのがそうなのですが、彼らは大阪暮らしが長いせいなのか職業柄なのか典型的な関西方言で話してはいるのですが、ところどころ「あれっ、ちょっと違うな?」と思われる言葉が混じります。
福知山城
福知山城は盆地の中にある平山城なのですが、お城らしくやはり周りの市街地から見えます。
お城の姿が見えると「おっ!」と心が躍ります。
お城のそばの駐車場は満車でした。
駐車場がよく分からなかったので、そぐ隣にある市役所の駐車場に駐めて行くことにしました。
一番近い駐車場に車を駐めると太鼓橋を渡って来ることになります。
福知山城は明治4年に廃城になり、明治6年の廃城令により取り壊されたらしい。
現在の天守は昭和61年に竣工した「復興天守」のようです。
明治維新後の廃城令によって日本全国にあった沢山のお城が壊されているのですが、何とも惜しい事をしたものです。
現存天守って日本に12城しかないですもんね。
特に先を急ぐ旅でもないのに、何故かしら中には入りませんでした。
「また来ればいいや」と思っていたのでしょう。
自宅からここまでは車で2時間も掛からないのですが、特に用事もない福知山にまた来ることがあるのかどうか・・・。
意外にも観光客はあまりいませんでした。
駐車場はいっぱいだったのにおかしいなぁ?
福知山に来る途中に丹波篠山のお城祭りに寄ろうとしたのですが、道が渋滞していたためそちらはあきらめてこちらに来ました。
こちらは特に祭りも無く、閑散としていました。
福知山は特に他に興味があるものも無いので、次の目的地である出石(現在は豊岡市)に向かいました。