GW5泊6日旅行の3日目、明治維新の残り香を求めて萩の城下町を自転車でブラブラしました。(2022年5月2日)
散策するには見てまわる範囲が広いため、自転車があるとすごく便利です。
私が宿泊した千春楽にもレンタサイクルが置いてありました。
萩の城下町は江戸時代っぽい
江戸時代のような街並みが残っている所は全国にあるのですが、ここは城下町の様子が広範囲に残っていて特筆に値します。
こんな町は他では見たことがないぐらい独特です。
この雰囲気を感じるために観光に来てもいいぐらいです。
宿泊している千春楽の駐車場の周りは既に江戸時代っぽい。
土塀以外にもこのような石垣の家も多い。
でもって敷地内に夏ミカンが植えられている家がそこかしこにあります。
敷地内に建っている家屋は現代のそれですが、変にモダンなデザインの家は一切見かけませんでした。
せいぜい昭和止まりな感じです。
萩焼を扱っている所も多い。
稼働中の医院だと思うのですが、たたずまいが江戸時代の養生所のよう。
道路標識などが無ければタイムスリップで過去にやってきたような錯覚すら覚える街並み。
高杉晋作の像。
木戸孝允旧宅。
入館料は100円で開館時間は9時から5時まで。
私は行った時間が遅かった(18時過ぎ)ため中には入れませんでした。
説明文によると当時の姿がよく残されているらしい。
高杉晋作生誕の地に向かう路地。
高杉晋作生誕の地。
ここも入館料は100円で開館時間は9時から5時まで。
木戸孝允の旧宅とはご近所さんですね。
別角度で再び高杉晋作像。自分はこの公園の周りをまわっていた模様。
萩中央公園。銅像は久坂玄瑞。
萩の街はそこかしこで明治維新の薫りがします。
城下町地区以外は普通の地方都市
城下町地区から外れると普通の地方都市の顔。
商店街の入り口。
そこには地方都市巡りで見慣れたシャッター商店街がありました。
祝日前の18:30でこの状態。
薬局なのですが、個人的にこのシュールさは好きです。
店主の趣味が前面に押し出されています。
夕食はなぜだかインド料理
地方都市へ行くと夕食の際に必ず出くわすパターンがあります。
ご当地もののメニューの種類が豊富で値段もリーズナブル、かつ雰囲気の良い店に狙いを定めて入店してみると、
「ご予約の方ですか?」
「いいえ」
「すみません。ただいま満席でして・・・」
面白いぐらいにこのやりとりに出くわします。
かと言って、事前に予約をしてしまうとブラブラしながら店を見てまわる楽しみが無くなってしまうので悩ましい所です。
絶対にこの店でこれが食べたい、というものが無い場合には予約はしたくないです。
予約の時間にお腹を空かせておく段取りをしないといけないので、行動に制限がかかるのでスケジュールが窮屈になります。
ということで、空いていたインド料理屋さんでサモサ、タンドリーチキン、カレー、ナンを頂きました。
お店は商店街にあります。
インド料理屋さんってどこに行ってもおおむね空いています。
観光業界への振興策のために旅館でクーポンを2,000円分頂いていました。
これでビールを飲みながら美味しく食事をさせてもらいました。
お店を出たのが19:30頃。そして誰もいなくなった商店街。
通るのは部活帰りと思しき高校生ぐらいの生徒さんたちぐらいでした。
自転車でも飲酒運転にはなるようなので、自転車は押して歩きました。
ここから城下町地区を抜けて千春楽まで帰るのですが、途中パトカーが見回りをしています。
自転車を押していて正解でした。
夜の萩の城下町も江戸末期にタイムスリップしたような街で非常に面白いです。