タイ旅行の3日目、カオサンに行った後で地下鉄でターミナル21に行き何か食べることにしました。
日本と外国の切符の買い方の違い
切符の買い方というより、自動券売機・自動販売機での操作手順についてなのですが、日本では当たり前のようにお金を先に投入してから行く先を押したり買いたい飲み物のボタンを押す順番になっていると思います。
この順番が外国では、先に行く先のボタンを押してからそれに応じた料金が表示された後、お金を入れるようになっていることが多いように思います。
取り敢えず先ずはお金を入れてから、の日本の自動販売機のような順番は無かったように思います。
バンコクではMRTもBTSも日本同様にちゃんと列に並んでから乗っているように思います。
MRTはBTSほど列が出来ていないようには感じました。
ターミナル21の丸亀製麺
ターミナル21にはたくさんの飲食店が入っているのですが、お腹がそんなに減ってはいなかったため、「そんなにガッツリ食べなくてもいい」と思っていたところに丸亀製麺を見つけたので入ってみることにしました。
日本と同じメニューの物もありますが、全体に味が濃くて辛そうな写真が並んでいました。
天かすもネギも日本とは違い、直接うどんの丼に掛けるのではなく小鉢に入れてテーブルに持って行くシステム。
15時45分。この時間帯は日本でも客の少ない時間帯なのですが、フードコートが結構混んでいるのに比べて丸亀製麺はガラ空き。
実はこれには理由があることを後日知りました。
日本では見たことが無いうどんなのでパチリ。
タイに来ているのでどうせなら日本には無いものを、と考えて日本では見たことのないメニューにしてみました。
私のはどこからどう見ても豚骨ラーメンに辛みそが乗っている状態。
名付けるとすれば「豚骨担々うどん」。
味は豚骨ラーメン
それにうどんの麺が入っている感じ。
それ以上でもそれ以下でもない。
辛みそは食べ進むにつれて少しづつ混ぜて行き味変を楽しみました。
タイの飲食店でテーブルに置いてあるもの
テーブルには醤油、酢、チリパウダーが置いてありました。
タイでは基本的に「最終的には自分の好みで味付けしてね」と言う感じで、テーブルに調味料がたくさん置いてあることが多いです。
ナンプラーやそれに唐辛子を入れたプリック・ナンプラー、砂糖等。
不思議なのは日本ではよく見かける塩が置いてあることがあまりありません。
塩が欲しい場合は「塩を下さい」と店員にリクエストしなければなりません。
その際の店員の反応も「?」のことが多いです。
タイ料理では後から塩を掛ける習慣が無いのかも知れません。
「塩味が欲しければナンプラーを掛ける」のかも。
バンコクの物価も上がっている
149バーツ(約520円)。
日本人の感覚からすると決して高くはないのですがバンコクでの感覚からすると少々お高い。
日本の丸亀製麵のメニューから一番近い価格の物を挙げると「おろし醤油うどん540円」なのでタイ人にとってこの価格は「うーん、どうなんでしょう?」
今回バンコクに行って感じたのは「バンコクも結構物価が高くなってきている」だったので、値段的にはそれほど高いわけではないのかも知れませんが・・・。
タイでは丸亀製麺全滅
2022年3月末をもって丸亀製麺はタイから撤退したようです。
私が行ったターミナル21の店舗はそれより以前に無くなっていた模様。
撤退記事に対する書き込みを見ていると、タイでの飲食店事情が窺えて興味深い。
要約するとこういう内容です。
「日本人がオペレーションしている間は日本と同じ味なのだが、タイ人に店舗を任せると途端に麺の茹で方を自分たちで変えて、腰の無いふにゃふにゃな麺にしてしまう。味付けも自分たちで勝手に変えるので、不味い、うどんとは似て非なるものにしてしまう。結果、日本の味を求めてやってきた現地在住の日本人ですら寄り付かなくなってしまう。」
私が珍しさを理由に食べたうどんも決して美味しくはありませんでした。
香川県に続いてタイでの全面撤退も致し方無しなのかも知れません。