GW5泊6日旅行の3日目、萩市の松下村塾を見るために松陰神社に行き、その後旅館に車を置いて積んできた自転車で旅館近くの萩城跡、旧厚狭毛利家萩屋敷長屋に行きました。
萩城跡に最も近い旅館、千春楽の駐車場で自転車を降ろして萩城跡へ。
萩城跡はひっそりとたたずんでいる
明治維新の中心的役割を果たした長州藩のお膝元にしてはひっそりとしていて、堀と石垣以外「なーんにも無い」状態で何とも寂しい限り。
私のような兵庫県在住者にとってお城といえば姫路城なので、全国各地どこへ行ってもその地のお城が小さいことに驚きます。
また、天守が無い事が多い事にも。
高松、金沢、山形、鳥取等々など結構このパターンも多いです。
萩城後背の指月山。その向こうは日本海。
城にはある意味一方向からしか陸路では入れず、堀はそちらにのみあります。
萩城跡入り口。
入ると事務所があり、入場料は220円で少し離れたところにある旧厚狭毛利家萩屋敷長屋にも入れます。
そちらに萩城の模型があるのと、無料の駐車場があるのでどちらも見られるのがよいかと思います。
そもそも城跡なのでこちらには何もありません。
17:16だったので夕方の寂しさ感が漂っていました。
中に入っても人はほとんどいませんでした。
かつては五層の天守があったそうですが今は天守台のみ。
全国各地にこのような城跡は多いのですが、天守が無いのはやはり残念。
観光客誘致のために復興天守があるところは恵まれているのだと思います。
金銭的に天守再建は難しいのでしょうね。
ここより先に旧厚狭毛利家萩屋敷長屋に行っておかないと五層の天守の在りし日の姿が想像しにくいです。
別角度の指月山。
何もないので見学は10分ぐらいで終了しました。
旧厚狭毛利家萩屋敷長屋、前には十分な駐車場あり
萩城跡を出て自転車で旧厚狭毛利家萩屋敷長屋にやって来ました。
徒歩でも問題の無い距離。
むしろここの駐車場に車を置いて歩いて城跡まで行くのが普通の観光だと思います。
私の場合はたまたま近くの旅館に宿泊するのでそこに車を置いて来ただけですから。
萩城跡との共通券でここには入れます。
見えている長屋が全ての様です。
在りし日の萩城。
山の上に建っている天守は多いですが、山を背にして建っていた模様。
山頂には詰丸、しかもその後ろは海です。
廃城令で明治7年に破却されたようです。
お城巡りをしている方は多いと思いますが、こういう末路は城ファンとしては残念でなりません。
ちょっとディスプレイの仕方が雑いのが気になります。
こういう模型ってたいていガラスケースに入っているんですけどね。
田舎の日本家屋では今でも見られるような作り。
毛利家の系譜。
帰宅してからはYOUTUBEで復習しました。
滞在時間は5分程度。
この後自転車で城下町を探検しました。
明治維新や新政府で活躍した偉人のゆかりの地がそこかしこにあり、萩が幕末・明治維新好きには大変面白い街である印象を受けることになります。
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