GW5泊6日旅行の3日目、萩市の明倫学舎を見学してから松下村塾を見るために松陰神社にやって来ました。
明治維新、新政府樹立の原動力の発祥の地なので予てから見てみたいと思っていた場所です。
駐車場は参道前の一等地が無料で、なおかつGW中にもかかわらずスムーズに駐めることが出来ました。
混んでいた角島大橋の駐車場に比べるとすごく静かだったのですが、歴史ファンからする少し残念な気持ちになります。
明倫学舎から東に向かうと案内標識があるのですぐ分かります。
お土産物屋さんも少しあります。
16時過ぎの境内は参拝客が数人いるだけでひっそりとしていました。
松下村塾はこんなにも小さい
吉田松陰の叔父が開いた松下村塾。
「小っちゃ!」
妻から「メッチャ小っちゃいで」とは聞いていましたが、実際に見ると思った以上にすごく小さいです。
教科書に出て来る、明治維新のきっかけの一つになった有名な場所はこんなにも小ぢんまりとしていて、ここから明治の日本を動かしてゆく政治家や実業家を多数輩出したにしてはすごく質素で小規模です。
裏にまわるともう少しスペースがあることに気が付きました。
これがユネスコの世界文化遺産に登録されていることを後で知りました。
こんな小さい所から伊藤博文、高杉晋作、山縣有朋などそうそうたる面々が新しい日本を作る原動力となっていったことを考えると不思議な気持ちになります。
しかも吉田松陰がここで教えていたのがたった1年だなんて・・・。
吉田松陰幽囚ノ旧宅
吉田松陰が幽囚されていた杉家の旧宅。
幽囚されていた3畳半の部屋。
ここでも家族に対して講義をしていたらしい。
吉田松陰は後に安政の大獄で30歳で亡くなりますが、高杉晋作同様自分たちの死が無駄ではなかったことを知るとどんなに報われる気持ちであろうか、と思います。
幕末に想いを馳せるために
奥が本殿。ひっそりとしていました。
そのことがかえって色々な思いを感じさせるような気がしました。
歴史館には入らなかったので滞在時間は15分ほどでした。
幕末好き・明治維新好きの方は観光に来ることを是非お勧めします。
実際に来てみると、今の日本を作ろうとした先人の思いに少し触れられるような気がします。