ホテル・ロイヤルの朝食
今日の予定は午前中にメルセデス・ベンツ博物館に行き、アウトバーンを東に走ってミュンヘンに戻ります。
朝食は狭いフロントロビーを通って向こう側のレストランで。今朝は金髪のおねえさんが二人フロントにいました。
客も少なく、落ち着いた雰囲気
ジュースがボトルで数種類、この手のホテルの定番でハムとチーズ、フルーツ、パンがそれぞれ数種類。
ヨーロッパの朝食ってなんか単純なものが主流のようです。何ヵ国か行きましたが、これは国を問わないようです
どの範囲をコンチネンタル・ブレックファースト、アメリカン・ブレックファーストと呼ぶのか知りませんが、東南アジアや中国の朝食に比べて品数が少なく質素です。朝からあまりガッツリ食べないのが習慣なのかも知れません。
席(テーブル)にハンカチを置いて食事を取って戻ると、他の客が座っていました。黙ってそのハンカチを回収してもその客は無反応です。
ハンカチが置いてあることを「すでに誰かがキープしている席」と認識する習慣が無いのかな?それともこちらがルール知らずなのか。
でも、ミラノのホテルではスイス人の女性がヴィトンのポーチを席の確保のために置いていたんだけど・・・。
必ずしもヨーロッパが単一の習慣を持っているわけではないことは、アジアにおける日本と他の国の習慣の違いを考えれば納得できるのですけれども。
仕方なくお皿を持って席を探していると、一人で食事をしていたロシア人男性がゼスチャーで「隣空いてるよ」示してくれました。見れば目玉焼きを食べています。でも、卵料理は先ほど見て限りではありませんでした。
「その卵、どこにありました?」と訊くと「注文した」とのこと。
自分もウェイターに注文しました。それとコーヒーも。
しばらくしてコーヒーがまだ来ていなかったので、食べ物を取りに行ったついでにもう一度、
「向こうのテーブルにコーヒーをお願いします」とウェイターに言うとコーヒーをポットごと持ってきてくれました。
ふとテーブルを見るとポットがもう一つ。
カップにコーヒーが注がれていなかったのでまだ来ていないかと思って催促をしたのですが、実はすでに持ってきてくれていたのです。
ウェイターさんに申し訳ないので、お腹がちゃぽちゃぽになるまでコーヒーを飲みました。
ミラノではコーヒー=エスプレッソでしたが、ここでは日本同様のコーヒーでした。
生ハム、スモーク・サーモン、チーズ等塩辛いものばかり。
妻の趣味がパン作りのせいもあり、自宅では朝食にパンをよく食べますが、ホテルではあまり食べません。
ここのホテル、何から何までクラシカルで優雅です。ジュースのグラスがワイングラス?ですから。
ホテル・ロイヤルはお勧めです
エレベーターはシースルー
パッキングを済ませてます
空はどんより。アウトバーンで雨が降らなければいいのですが。
フロント横にあったのはこれは珍しい。タバコの自販機です。
チェックアウト時に駐車場代14ユーロを払って出発です。