ドイツ 美術館・博物館

ポルシェ・ミュージアム、シュトゥットガルト

例のモニュメント、ポルシェが3台先端に付いています。

当初予定していた、メルセデス・ベンツ博物館に行ってから、ポルシェミュージアムに行くダブル・ヘッダーの予定を、今日はポルシェ・ミュージアムのみに変更しました。

ミュンヘンでレンタカーを借りるのに手間取ってしまい、2,3時間ロスしたからです。メルセデスの方は翌日行くことにしました。

駐車場はミュージアムの地下

正面がミュージアムで右はポルシェ・センター。

案内板が出ているのですがドイツ語なので”neuwagen、新しい車”しかわかりません。

たしか、駐車場が地下にあるはずなんですが入口が分かりません。
Pの標識を探すんですが・・・?
分からないのでそのまま直進したところ、ミュージアムを通り過ぎてしまいました。

あれれ?

仕方がないので右へ寄せたところ、30才前後と50代ぐらいの男性二人組が通りかかりました。
「すみません、ポルシェ・ミュージアムの駐車場を探しているのですが?」
「ここでちょっと待ってて。ついて来ればいいから。」
何と親切な!
ついています(ややこしい?)。

正面はポルシェ本社。前のグリーンのA140がその二人組です。

左手前のミュージアムと正面のショールームの間の道をA140はラウンドアバウトを回って左折して、地下駐車場に下りるスロープ入口を窓から出した手で合図してくれました。

そして、そのままUターンして引き返してゆきました。こちらは窓を開けて手を挙げながら大声で
「Danke shon(oはウムラウト付き)!」

こういう親切な人に出会うと嬉しくなります。

映画「ペイ・フォワード」でハーレイ・ジョエル・オスメント君がやっていたように、このお礼を誰か別の人でもいいのでお返ししなくては。いつもそう思います。外国では、日本の旅行者の皆さんがそうされているように日本人の株を上げたいですし。

写真左方向から来たので金色のポロだかゴルフだかが入って来ているところを右折で入ってくればよかったのですが、その辺りには駐車場の表示が無いので一度通り過ぎてしまったのです。

右折すべきだったところ。

「日本なら、日本ならば」の類はあまり言いたくはないのですが、日本の施設・会社ならもっと分かりやすいP の表示があるはずです。

地下駐車場。平日なのと閉館まで2時間程度なので結構空いています。

ブサ・アベンシス君をここへ。

ポルシェ・ミュージアムはポルシェに浸れる楽しい世界!

ポルシェ・ミュージアム・ギャラリー

エントランス

チケット売り場。

入場料は10ユーロ(約1270円)。どこの国から来たのか訊かれます。国別の来場者をカウントしているようです。
「メルセデス・ベンツ博物館でこのチケットを見せたら割引があります」とのこと。

次の日にメルセデス・ベンツ博物館に行って受付で見せたら25%引きになりました。
その逆もあるのかな?別会社なのに不思議な関係です。

中から外を見た写真

このエスカレーターで上がって、さらに少し上まで階段で上がり、下りながら見学する形式です。

案内図

ポルシェは最初からポルシェですね。

シミュレーターもあります。

ラリーをするために911の車高をこんなに上げてたんですね。

 

ターボ・カブリオレのこの色は?!!

写真だと白にしか見えないんですが・・・(ピンボケだし)
ホワイト・パールなんです。

子供のころ雑誌でどこかのショーに出ていた930ターボのきらびやかな写真を見て以来、「なんてきれいな色をした車なんだ!」と思っていました。モーター・ショーなどで白い車を何台見てもそんな輝きの車はありませんでした。それがこの車を見た瞬間、子供の時に写真で見た「あの輝きだ!」と思い出しました。

もちろん、日本車でもセルシオ等「ホワイト・パール」を採用している車は結構ありますが、曲面の多い車と平面で構成された車は輝き方がかなり違います。

子供のころの記憶がフラッシュバックして興奮気味に妻に
「この車の色なぁ、子供のころに見たうんぬんかんぬん・・・!」
ダメだ。伝わらない。当たり前だけど。

この924もホワイト・パール

ステンレス・ボディのデロリアンみたいな質感の928S

ここにも(エンツォ・フェラーリ・ミュージアム参照)プロストドライブのカーナンバー1が。

このころのポルシェのカブリオレって畳んだホロのしまい方がブサイクです。

NDロードスターの開発主査が「ノートルダムのせむし男みたいでカッコ悪い」と言ってましたね。

この日、妻が唯一興味を示した「きれいな色!」の車。何々、ツインターボで450馬力、トップ・スピードが312Km/hとな。

ポルシェって最近の車には珍しく、面構成がシンプルな曲面のみのように思います。

水冷になった996

このライトのデザイン、数ある911の中で異端児ですね。個人的には「なんでこんなデザインにしたのかなぁ?」と残念です。

アクセル・ペダルを踏むとその車のエンジン音が聞こえます。

1Fにはミュージアム・ショップもあります

1Fのショップではミニカーを買うことが出来ます。

またここに来ることがあるのでしょうか?何も買いませんでしたが。

ポルシェ・ミュージアムは結構サクサク見て回れます。サーっと見て回りやすいレイアウトになっているのと台数もそんなに多くないためでしょう。1時間ぐらい居て退館しました。
空がどんより暗くなってきて土砂降りになりそうだったので、ショールームに少しだけ寄ってからホテルに向かうことにしました。

向かいはポルシェ・センター・ショールーム

最新の911が置いてありました。

中二階部分

お客さんはあまりいませんでした。

フェラーリ博物館同様、ポルシェミュージアムもポルシェ好きなら来て損はありません。さらに、アウトバーンを自走して来れば楽しさ倍増!

NEXT →ポルシェ・ミュージアムからシュトゥットガルト市街へ、宿泊は中心街にあるホテル・ロイヤル

← PREVIOUS  アウトバーンのP.A.とS.A.

-ドイツ, 美術館・博物館
-, , , ,

© 2024 連休は旅行!連休でなくても旅行! Powered by AFFINGER5