自転車(押して歩きましたが)で関門海峡人道を渡り門司港まで行き、下関市街にある唐戸市場の駐車場に戻って来ました。(2022年5月1日、5泊6日の2日目)
宿泊はドーミーインなので、車は下関国際ターミナル駐車場に移動させました。
下関駅前は2階建て
歩道を歩いていると、マンホールの蓋がこっちを見ていました。
これを見ただけで「あぁ、そうや!フグを食べよう。」となるかも。
ヤシの木がトロピカルな雰囲気を醸しているのですが、「下関ってそんなに暖かかったっけ?」。
千葉フォルニアみたいなもんですかね。
右に見えるは本日宿泊予定のドーミーイン下関。
左はスーパーホテル。これとアパホテルは部屋が狭いのでまだ泊まったことがありません。
日曜日の駅前なのですが見事に人がいません。
特に外出制限が掛かっているわけでもないのに、です。
地方都市って人がいる街といない街がハッキリと分かれているように感じます。
前日泊まった岡山市は結構人がいました。
ひとつだけ周辺から浮いてる高い建物、海峡ゆめタワー。
上海の中心部から引っこ抜いて持ってきたような感じがします。
駅前は歩道橋が広がっており、2層構造になっています。
でも、人は少ないです。
GW中にもかかわらず寂しげ。
どこに行ってもゆめタワーだけが目立っている感じ。
迷子にならなくていいです。
韓国のプサンとの繋がりを感じさせる門。
夕食はクジラ?とフグ?
旅行先ではなるべく”ご当地もの″を食べたいので居酒屋に入ることが多いです。
下関と言えば「ふぐ」が真っ先に浮かぶのですが、一人旅なのでてっちりは無理なのと、昨年末の忘年会がてっちりだったのでふぐのから揚げが妥当な所かと。
下関駅の北側に飲食店が多いエリアがあったのでそちらをぶらぶらしました。
コロナのせいなのか数店舗閉店した模様。
ひとりで入りやすそうな店があったのでこのお店にしました。
お通しとして出てきたのが「おばいけ」。
うちの母親(神戸出身)は「おばけ」と呼んでいました。
おばいけは「尾羽毛」と書き、クジラの尾びれを薄くスライスしたものらしい。
初めて知りました。
これに酢味噌が載っています。
下関の家庭ではよく食べられているらしい。
ゴワゴワとした触感でほぼ酢味噌の味で食べる感じ。
クジラの身は特に美味しいとは思わないので注文しませんでした。
関西でははりはり鍋で食べたりしますが敢えて食べたいものではないです。
左はフグのから揚げ。右は普通のマグロ。
関西の人間にはフグは割と馴染みのある食べ物なので、取り立てて「下関に来たからにはふぐを食べてみたい!」という気合の入り方は無いです。
昨年の忘年会はてっちりだったし。
ただ、「下関なのでふぐは食べておこう」とは思います。
兵庫県在住なので牛肉にはなじみがあるのですが、松阪に行けば「松坂牛を食べておこう」と思いますし、滋賀に行けば「近江牛は食べておく」とは思います。
夜は寂しい下関
来た道をドーミーインに向かいます。歩道橋にはもぼ人はいませんでした。
夜になるとさらに上海っぽくなるゆめタワー。
GW真っただ中なのにドーミーインの部屋の明かりが少ないのが、ねぇ。
本州の北の端はなかなか行けませんが、西の端は歴史好きが観光するにはお勧めの街です。
今回は混雑とは無縁でした。