晴れの特異日11月3日を利用した1泊2日の一人ドライブ旅の2日目。
空港ファンなので、兵庫県に在住の自分にとっては決して利用することのないコウノトリ但馬空港(豊岡市)の見学に行きました。
前日泊まった豊岡ホテルグリーンモーリスからは車ですぐ(15分程度)で着きます。
空港は山の上にあります。
コウノトリ但馬空港ってマチュピチュっぽい場所にある!
兵庫県南部在住の私にとっては珍しい縦型の信号機。
雪がよく降る日本海側ならではの積雪対策なんでしょうけど、同じ兵庫県なのに県南部ではこの縦型は全く見かけません。
くねくねとした道を上がってくると小さな空港があります。
駐車場は全面無料の様です。無料の駐車場は地方の小さい空港あるあるですね。
ここの空港、ちょっとした山の上にあります。
ここまで上がって来る途中では霞なのか雲なのか、何やら白っぽい物の中を抜けてきました。
利用客の車で埋まることは決してないであろうためか、駐車場の空きスペースを使って地元のイベントを行っているようでした。
向こうの山との間に雲っぽいものが見えます。
実物の航空機の展示あり
YS-11A-500R (JA8734)とエアロコマンダー680FL (JA5197)の実物が展示されています。
階段は付いているのですが、中には入れませんでした。
チェーンがしてあるので中は覗けませんでした。
コウノトリ但馬空港はとってもこじんまり
空港ターミナルは基本的には1Fのみが使われています。
今まで私が見た国内の空港では最も小さい。
離島の空港はもっと小さいと思うのですが、離島には行ったことが無いのでどうなんでしょう。
但馬⇔伊丹(兵庫県民は大阪空港とは呼ばないように思う)が35分らしいです。
ただし、ドア・トゥー・ドアで考えれば車で十分だとは思うのですがどうでしょう?
現段階(2022年)では但馬・伊丹間に1日2往復のみの運行なので、個人的には「この空港要る?」って感じです。
鳥取空港も近いんですけどね。
一日2往復しか飛んでいないのにも関わらず、タイミングよく人が少しいました。
カウンターはJAL(JAC)のみ。
日本の過疎地に政治家のごり押しで採算度外視の空港を作り、不採算路線をJALに押し付けてJALが破綻する、というのが目に見えるような状態です。
店員も客もいませんぜ。
カウンターの前以外は誰もいません。
展望デッキに上がりました。
飛行機の影も形もありません。
天気が悪いせいなのか、「上空で旋回中」とかなんとか管制塔からのアナウンスがありました。
雲が空港の周りに立ち込めていて、他の山からこちらを見ると「マチュピチュ状態」になっていると思われます。
ちなみに雲海で有名な竹田城跡もこの時期(11月頃)が見ごろのはずだったかと思います。
「雲海の中に浮かぶ空港」と言う意味では、空港ファンならこの時期に来られてもいいのではないでしょうか?
ズワイガニ漁はこの少しあと(11月初旬から)なので、城崎にカニを食べに来るのと時期を合わせて来る方がお勧めです。
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