2015年、年末年始のヨーロッパ旅行4日目。トランサビア航空機内からの眺め。
バルセロナからはフランスとの国境、ピレネー山脈を越えてフランス上空へ。
オルリー空港、パリ
バルセロナからは約2時間でパリに着きました。
9:10発だったので、11時過ぎに着きます。
スペインからフランスはシェンゲン協定国内の移動であるため、イミグレーション(入国審査)は無く、伊丹から羽田に行くような感覚です。
日本から来る場合は、ほぼシャルルドゴール空港に到着するのではないかと思います。
オルリー空港に来る方は他の国からやって来るパターンではないでしょうか。
荷物も無事に出てきました。
「荷物が出てこなかったら」を心配していつも少し緊張します。
オルリー空港・フランスに来て最初に感じたのは、黒人が多い事。
バルセロナ・スペインではアラブ系の人が多いイメージを受けたのですが、黒人はあまり見かけませんでした。
こういう違いは結構面白い。
ヨーロッパでは旧植民地の人たちが旧宗主国に多く暮らしているのを目にします。
イギリスだとインド・パキスタン系、フランスだとアフリカ系黒人やジダンのようなマグレブ諸国から来たと思しき人たち。
ちなみに、中国人はどこに行っても目にします。
ミュージアム・パスを買える最初の場所は空港
パリ市内の美術館等を周るためのミュージアム・パスと地下鉄の回数券を空港内で買います。
パスを買うのはバラバラにチケットを買うより値段がお得なことに加えて、チケットブースに出来ている行列に並ばなくて済むようにです。
ミュージアム・パスは事前に買える場所を調べて、オルリー空港内のどこで買えるのかまで調べました。
同行している娘は18歳未満のため、多くの美術館等では無料なのでパスを買うのは私の分だけ。
ただし、娘は入場時にパスポートを提示するために常時携行する必要があります。
(原則的に外国人はパスポートを常時携帯しておく義務があると思います)
日本人とは違う仕事ぶり
チケットを売っている所は事前に場所を調べていたのですぐに分かったのですが、列に並んでいて気が付いたのはカウンターにいるおねえさんの仕事ぶりが日本では見かけないタイプであること。
なんか、遅いんです。
私たちの前の客は中南米から来た感じのヒスパニック系3人娘のグループだったのですが、言葉が通じにくいのかとにかくやり取りに時間がかかっています。
「勘弁して」って感じです。
おねえさんも割とマイペースで仕事を続けているし、3人娘たちもなんか調べながらだったりいろいろ相談しながらだったり。
郷に入らば郷に従え、とは言いますが待っている方の身としてはイライラします。
3人娘が終わって、私たちの番になると
「日本人ですね?」「私の妹が日本に行っている」とニコニコ対応してくれました。
まあ、悪い気はしません。むしろ好印象で、先ほどまでのイライラが解消されました。
世間話でもしながら出ないと、仕事が面白くないのだとは思いますが、同時に仕事も速くしてほしいところ。
フランスに来る前は、フランス人にあまりいい印象は持っていなかったのですが、この後、2泊3日の滞在中何度か私たちが日本人だと分かると笑顔を見せてくれる人たちに出会うことになります。
もちろん、フランスにいる人たちがみんなフランス人だとは限らないのですが。
何となく、フランスにいると妙な緊張感を感じるのですが、それは思い過ごしなのかも知れません。
地下鉄の回数券
バスの後は地下鉄でホテルまで移動するので地下鉄の回数券も買いました。
上の写真は余った回数券なのですが、2015年12月31日の17時から2016年1月1日の12時まで地下鉄等の公共交通機関が無料になりました。
購入したのは同年の12月30日なので、かなり余ってしまいました。
カウンターのおねえさんに、
「知ってるんなら教えてよ!」と言いたいところです。
ひょっとしてヒスパニックの3人娘が相談してたのも、このことかな?
空港からパリ市内へはエールフランス・バス(現ル・ビュス・ディレクト)で移動します。
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