松江城と興雲閣を見学した後、自転車でお堀の周りに沿って進んで小泉八雲記念館へ向かいました。(大手前駐車場)2021年9月
健脚であれば1kmぐらいの距離はなんでもないのですが、妻は股関節が悪いので、長距離を歩くと辛そうです。
こんな時に自転車があるとすごく便利です。
国宝松江城のお堀の周囲はすごくいい雰囲気
弘前城のような桜ではなく、松江城の周りにはいい感じで松が植えてあります。
近所にこんなところがあると、風情があっていいですね。
今回は持参した折り畳み自転車で移動しました。
コロナのせいなのか、人通りがほとんどないので自転車で楽に進めます。
お堀の周囲には古めの壁が続いていました。
大手前の乗船場からは遊覧船も出ています。
武家屋敷の前。小泉八雲記念館の後に見学に行く予定。
バス停のそばにいい感じの空きスペースがあったのでそこに自転車を駐めました。
松江城のお堀の外周路はすごくいい雰囲気です。
松江市はこじんまりとした街で、湖(宍道湖、中海)に面していて街がとても立体的に感じられます。
こういう城下町はそう多くないと思います。
都市人口、周辺人口ともに少ないので時間の流れもゆっくりと感じられ、コロナ禍の中での観光地としてはお勧めです。
小泉八雲記念館には幼き日々の思い出が
入館料は大人410円。コロナ禍の中なので、混雑時には入場人数の制限があるようなのですがこの日はすんなりと入れました。
外観は古民家風なのですが、中は「小さな博物館」といった感じです。
小泉八雲の遺品が展示されています。
母親が離れて行ってしまった不遇の生い立ちや、流転の身であったことなどが分かるようになっています。
母親に捨てられたその生い立ちは、なんとなくジョン・レノンにも通じるところがあるように思えます。
彼の生い立ちを読んでいると何かドラマの中に居るような、あるいは映画を観ているような感覚を覚えました。
写真では常にこの角度で写っている小泉八雲。
息子たちはいわゆる「ハーフ」。
記念館は2階建てになっています。
こういうジオラマが大好きなので見入ってしまいました。
原画はやはりおどろおどろしい。
その名のとおり図書館っぽい。
小学生の頃はよく図書室で本を読んでいました。
好きだったのが小泉八雲の怪談と手塚治虫の「ブラックジャック」。
ここにある本棚には、自分が小学生の頃読んでいたようなものがたくさん置いてありました。
「耳なし芳一のはなし」「ろくろ首」「むじな」「雪女」など教科書にも載っていた有名な会談のオンパレードです。
ここ小泉八雲記念館はすごく懐かしい感じがして、昔を思い出しました。
松江に観光に来た際には是非とも寄っていただきたいお勧め施設です。
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