山口 美術館・博物館

下関市立歴史博物館、2022年GWに歴史探訪/ポルシェ・パナメーラで行く山口

5泊6日の2日目、岡山から下関へ向かいました。山口県(長州藩)最初の目的地は下関市立歴史博物館です。(2022年5月1日09:11、山陽道吉備サービスエリア)

距離にして347Km。単純計算で4時間ぐらいの予定です。

先ずはそこで長州藩について知っておこうという段取りです。

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岡山から山口まで

今回は旅行2日目に一番移動距離の長い日程にしています。

ホテルで朝食を済ませ、休養十分の状態で車を走らせる予定。

岡山から下関まではひたすら山陽道を走り、下関市立歴史博物館、壇ノ浦、赤間神宮と巡ります。

山陽道・吉備サービスエリア

山陽道の岡山I.C.から西へ向かい最初に出て来る吉備サービスエリアは岡山県のサービスエリアでは最も大きいと思われます。

ここには通るたびに立ち寄って吉備団子を買うことにしています。吉備団子をお土産で渡しても、未だ誰も家来になってくれた人はいませんが。

EVって普及するのか?

山陽道吉備サービスエリアは結構大きなS.A.なのですが、EV用の充電スタンドが1台分しかありません。

今はまだ大半の車がガソリン車だからいいようなものの、駐車場に停まっている数十台の車がEV車になった時には充電スタンドが十分に用意されていないと大変なことになりそうです。

福山サービスエリア

岡山の吉備サービスエリアから西へ進むと次に出て来る大きなサービスエリアは広島県で最も東に位置する福山市にある福山S.A.です。

小谷サービスエリア

その次に寄ったのが小谷S.A.。

宮島サービスエリア

今回は宮島(広島県)には行かないのですが、お土産物を見に立ち寄りました。

名物の牡蛎をはじめ瀬戸内の海の幸のお土産が多い。もちろんもみじ饅頭もありました。

下松サービスエリア

山口県に入ると途端にフグやクジラのお土産が置いてあるようになりました。

この後、山口県では何処へ行っても「フグ推し」が続きます。

山口県では「ふく」と清音で表記されています。

周防灘パーキングエリア

山口県西部では北側の中国道と南側の山陽道が下関に向かって収束(合流)するように走っています。

私は壇ノ浦方面に向かっているので山陽道を選択。

兵庫県内の山陽道では見られない対面通行の区間が山口県ではあることに驚きました。

ここから下関市立博物館まではあと30分ぐらいです。

下関市立博物館に至る道は細いので注意

山陽道を降りて2号線を下関に向かって走るとかつての長州藩の拠点の一つ、長府に至ります。

国道2号線から少し入ったところに博物館はあるのですが、道が結構狭いです。

車の通行量が少ないのが救いです。多かったらちょっと困るような細さです。

駐車場は広くて安い

GWにもかかわらずこの少なさ。14:40という時間のせいかな?

駐車料金は最初の2時間までは1時間100円です。自分がいたのは1時間未満だったので料金は100円でした。

下関市立歴史博物館で長州藩のお勉強

倒幕から明治維新において中心的な役割を果たした長州藩。

「何故、長州藩だったのか?」の勉強をするために山口観光に来たのですが、その初めに来るのにふさわしい博物館です。

下関市立博物館は旧名が長府博物館といい、私の車のナビでもそうなっていました。

入館料は常設展示が210円、企画展示が210円でした。

NHKの大河ドラマでタイミングよく源平合戦から鎌倉時代の始まりまでをしていたので、平家滅亡の地・下関でも少し盛り上がっているようです。

下関市立の博物館なので先ずは下関についての説明。

山口県=長州藩と考えると「でっかい藩だなぁ」と思っていましたが、関ヶ原で敗れる前はもっと大きな領地を治めていたのが毛利家ですもんね。

長府藩は支藩の一つでその江戸上屋敷跡が今の六本木ヒルズだというのは後で知りました。

ジオラマが好きなのでこういう模型があるとうれしい。

日露戦争で名をはせた長府藩出身の乃木希典大将。

羨ましい山口県の子供たち

高杉晋作が使った硯。

アメリカ船が撃った砲丸。

小学生でもわかるような解説文が添えられています。

地元の子供たちが社会科見学に来るんでしょうね。

授業で習うことをこうやって実物で見せてもらえるのは羨ましい環境です。

「君たちのおじいさんのおじいさんたちがが倒幕の中心となって明治新政府を作ったんだよ」なんて教えられると誇りを持って生きて行けそうです。

企画展は鎌倉時代の下関

壇ノ浦の戦いのジオラマ。

鎌倉時代の幕開けに繋がる平家の滅亡の地である下関にふさわしい企画展でした。

見学所要時間について

博物館そのものはこじんまりとしていて展示の数もそう多くはありません。

地方都市によくあるタイプの採算は絶対にとれない感じの博物館です。

団体さんがいない時はゆっくり好きなだけ見れそうです。

私は14:42に来て興味のある内容のみに時間を掛けて30分ほどで見終わりました。

幕末や明治維新に興味を持って萩に行かれる方はこちらにも来られたら面白く感じるかと思います。

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