GW5泊6日旅行の3泊目は、明治維新の残り香、萩の城下町のはずれで萩城跡に最も近い千春楽に泊まりました。(2022年5月2日)
駐車場は道の反対側にあり、宿の人に「出入りの邪魔にならないように」と言われた場所に駐めました。
車が大きいので駐める場所には気を使います。
千春楽は昭和の薫り
萩の街は明治維新の薫りがしますが、千春楽は昭和の匂いがプンプンします。
個人的にはこういう大きめの観光旅館は結構好きです。
ロビーにある調度品も博物館さながら。
鎧が並んでいたりして。
夜になったら動きまわったりして。
ナイトミュージアムみたいに。
和室からは日本海と松原が見える
8畳+4畳ほどのスペースで、典型的な旅館の和室。
空気が悪かったので、取り敢えず換気しました。
一人旅なので、広さは十分です。
電話機も昭和。
この作りも昭和。
ガラスのコップとヒモが付いた栓抜きがあればもっと昭和。
窓からの景色はいい感じ。
夜の図。
この旅館、全体的に修学旅行向けの雰囲気を持っています。
夜8時ごろのロビー。
まだ鎧たちは動き出してはいませんでした。
朝6時の海岸の様子。
散歩に行くといい感じ。行きませんでしたが。
朝食は残念ながら品数が少ない
朝8時過ぎに行くと、先客は2組だけでした。
ホテルなどでは最も混み合う時間帯です。
席はリクエストする
係の人にテーブルへと案内されましたが、自分の好きなテーブルを選んで移動させてもらいました。
自分なりに居心地のいい場所ってありますので。
基本的にはどこに行っても案内された席が気に入らなければ「向こうの席に行ってもいいですか?」と訊きます。
「ダメ!」って言われることは日本ではまずないです。
ヨーロッパではあります。
これぞ日本の朝食
いつもは好きなものを大量に食べるのですが、そんな気にならない朝食メニュー。
子供にはちょっときびしい品揃え。
私が子供なら「食べるもの無いやん」とガッカリするかもしれません。
普段の朝食ならこれでも十分なのですが、旅先での食事としてはちと寂しい。
少なくとも「あそこの朝食は良かったね」とはならない内容です。
旅館の人にはちょっと考えて欲しいです。
朝食の内容って宿泊先を選ぶ際には重要です。
お替りも出来るのですが、おかずが寂しいのであまり食べる気にはなりませんでした。
でも居心地はいいです。
萩の名物、夏ミカンのゼリーが付いていました。
8時過ぎにはこの状態。
「そして誰もいなくなった」(アガサ・クリスティー)
行動制限が無いGWにもかかわらず、宿泊客は少なめでした。
私が来た時に2組いた他の宿泊客はいなくなっていました。
この部屋はリノベーションされているようで綺麗でした。
値段はリーズナブル
1泊朝食付きで¥15,675でした。
GWに旅館に一人で泊まる、と考えると高くはないと思います。
車を置いて自転車で観光へ
玄関前に自転車を停めるところがあったので一晩ここに置いていました。
チェックアウトの際にフロントで、
「車をしばらく置いていてもいいですか?」と訊くと、
「邪魔にならないところであればいいですよ」とのこと。
昨日から一番奥に駐めているのでそれは問題無しです。
左の奥に駐めています。
萩博物館に行ってから車を動かすことにしました。(AM8:30)
千春楽は城下町地区に隣接していて場所もいい雰囲気なのでお勧めです。
朝食をもう少しよくしていただければ尚良し、です。
ただし、街からは少し離れていて、近くに夕食を食べに行くところはありません。