ミュンヘン空港へは再びルフトハンザ・バスで
今回は朝食付きでは無いので、パッキングをしてチェックアウトすればすぐに出発です。ル・メリディアン・ミュンヘンは朝食無しの素泊まりで1泊162ユーロ(¥20,600)でした。
駐車場は利用しませんでしたが、1時間5ユーロ、1泊30ユーロです。
高っ!車が無くて良かった。
荷物が結構増えました。
タックス・リファンド(付加価値税の還付)の用紙も記入しなくちゃ。
帰りは来るときにルフトハンザ・バスの往復チケットを買っているので、乗り場に行くだけです。日本人も数組いました。
テーブル付き4人掛け対面座席もあります。FREE WiFiの文字も。
いつも旅行に行く際には、eチケットやホテルの予約書の控えをA4のクリアブックに時系列で使う順番にファイルしているんですが、持ち運び用に予備にもう一冊作ったA5のファイルに見慣れぬバウチャーを発見。
「オー、マイ・ブッダ!」
旅行に来る前夜にオンラインでVELTRAで買った、まさに今乗っているルフトハンザ・バスのバウチャーです。
すっかり買ったことを忘れてしまっていて、チケットを重複して買ってしまっていました。(泣)
4千数百円也のムダ金です。もう一度ミュンヘンに行かない限りは。
妻に言うと鬼の首をとったかのように攻められるので黙っておきます。
席はこんな感じなので、キャリー・バッグはバスのカーゴルームに入れています。
バスによっては車内に荷物置き場があることもありますよね。
空港近くにはこんなのも
ミュンヘン空港、VAT還付手続きの仕方
9時ごろ出発して、10時前に空港のターミナル2に着きました。
スターアライアンス系はこのターミナル2を利用すると思います。
1Fはルフトハンザのカウンターが並びます。自分たちが乗る中国国際航空は1Fには見当たりません。
12:40の出発時刻までは時間があるので、タックス・リファンドの書類にスタンプをもらうべく、オフィスを探します。
1Fの非制限エリアのすぐわかる場所にあるにはあったのですが、長蛇の列。
とりあえずチェックインを先に済ませることにしました。
チェックインが始まっているかどうかをボードで調べます。
中国国際航空のカウンターはここから降りた下の階にあります。
例によって結構並んでいます。中国系のデフォルト。
タックス・リファンド(付加価値税還付手続き)は機内持ち込みの場合、出国審査後にスタンプを押してもらう
インターネット調べでは、先に預け荷物としてチェックインカウンターで封印してもらってからでもタックスリファンドの書類にスタンプをもらえるとのこと。現物を確認することなく、です。
「EU内で使わないのが条件であろうけど、現物を確認しない、それってありなの?」と思います。
我々は免税対象品を機内持ち込みの予定なので、1Fの非制限エリアにあった預け荷物対象の長蛇の列に並ばなくてもよいのでは?と思い、たまたま後ろに並んでいた日本人20代女性2人組に訊くと、彼女たちは預ける予定のキャリーバッグの中にVAT還付対象の品物を入れていたらしく、チェックイン前にその行列に並んでしまい、職員にチェックインしてから来るように言われたとのこと。
「いずれにせよ荷物を持ってまた同じ列に並ばなければならない」らしい。
1Fのタックス・リファンド・オフィスのあの長蛇の列にもう一度並ぶなんて気の毒な!
理屈から考えると免税品を機内持ち込み手荷物にした場合は、出国審査後にタックス・リファンドのオフィスがあるはずです。
近くにいた職員に「タックス・リファンドのオフィスはどこですか」と尋ねると
「そこのエレベーターを上がって右の閉まっている窓口のボタンを押す」ように言われました。
「?」と思いながらも右に見えるエレベーターで上がって言われたとおりにすると、女性係官が出てきてぶっきらぼうに「スイスに行く人専用ですよ」と、言われました。
言われたこととちがうやんか!です。
「出国審査を終えてから来るように」とのこと。やっぱり!
出国審査場。日本人は奥へ行くように誘導されました。赤いパスポートを手にしているのですぐに日本人とわかるようです。
関空でもありますが、ICチップと顔認識のようです。
EU以外の上記国が対象。UAEが不思議です。
いつも列があるとムスリムやインド人の後ろにはなるべく並ばないようにしています。偏見や人種差別などではなく、時間がかかることが多いからです。
ムスリムに対しては審査が厳しいイミグレーションが多く、インド人は書類不備等で時間がかかるからです。
中国人や韓国人も何故かしら時間がかかります。彼らも書類不備で追い返されるのを見たことがあります。
映画「マイレージ・マイライフ」でもこの類のシーンが出てきます。ジョージ・クルーニーがアナ・ケンドリックに日本人ビジネスマンの後ろに並ぶことを勧めるシーンだったような気が・・・。
ここにパスポートを入れます。後は前に進んでカメラで顔認証をするだけ。速いです。
ミュンヘン空港、VAT還付手続きの仕方
出国審査場を出たところ。SELMANSを右に曲がります。
Tax Refundは直進の表示がありますが、実際にはすぐそこを右です。
ここを右です。
突き当りがオフィスです。
並んでいると、客を連れた職員が来て「この人はフライトまで時間が無いので前に入れてもらえませんか?」と、呼びかけています。
もちろん、自分たちにはまだ時間の余裕があるのでOKです。
前にいた中国人たちは
「No!自分のせいだろ?早く来ればよかっただけだ」と、ハッキリ断っていました。もちろんその通りなのですが、そのせいでもし待たされている乗客がいたりしたら気の毒です。事情を知ったら怒るでしょうが。
自分たちの番が来るとミラノで買った2品分の書類を見せて品物を2品とも見せます。「perfect」
ここは書類にスタンプをもらうだけでした。
関空に帰る場合、関空で書類を投函することになります。
インターネットで調べるとエアロ・プラザにグローバル・ブルーのリファンドオフィスがあるようですが、行って確認はしていません。(自宅に帰ってから、近所の郵便局から国際郵便で出しました)
ターミナル2にはプライオリティ・パスの使えるラウンジは無い。最後の食事はミュンヘン定番セットで!
水をこの店で買ったのですが500mlと750mlのペットボトル計2本で10ユーロもしました。道理で客がいないはずです。
他の店の値段を調べなかった自分が悪いのですが、じゃまくさかったので買いました。日本人はこの店で水を買わないようにしましょう。
朝から何も食べていないのでブランチを摂ります。
ドイツっぽいものがあったのでこの店にしました。
出ました、ミュンヘン定番セット。NHK「旅するドイツ語」で視たまんま。
白ソーセージに塩がまぶされたブレーツェル、そして小麦で作られた白ビール。
最後にミュンヘンらしい朝食(と言ってももう昼ですが)。
妻はなぜだかペンネのボロネーゼ。
食器は自分で返すようです。タイや中国では全く見かけない方式。
繰り返しますがこのターミナル2にはプライオリティ・パスが使えるラウンジがありません。ミラノ・マルペンサのターミナル2でも無かったので残念。