バルセロナからパリに来て1日目。ホテルから歩いてルーブル美術館まで来ました。
ルーブル美術館は馬鹿でかい!
初めて見ると、ルーブル美術館の大きさ・広がりに驚きます。
普通の美術館の数倍あろう馬鹿でかさ!
海外旅行に行くと、どこの街でも同じことがよくあるのですが、それまで全く見かけなかった日本人が特定の観光スポット・お店には必ずいること。
ミラノ市内では見かけなかった日本人がランボルギーニ博物館やフェラーリ・ストアにはいたり、リバプール市内の他の場所では見かけなかったけどキャバーンクラブ近くにはいたり。
少し、ニンマリする瞬間です。お仲間意識かも。
観光客の服装がとにかく黒系統なのが分かります。
先月テロがあったばかりなので、警備も厳重。
無差別テロなら真っ先に標的になりそうな場所ですもんね。
有名なピラミッド。
ここから入場します。
ピラミッドからは下りエスカレーターで地階の入場口へ。
ルーブル美術館は3辺の翼(ウィング)に分かれている
ルーブル美術館はピラミッドのある中庭を取り囲むように「コの字」型に建物が配置されていて、「コの字」の3辺(翼)それぞれに名前が付いています。
(成田空港に北ウィングや南ウィングがあるのと同じですね)
・ドゥノン翼
・リシュリュー翼
・シュリー翼
それぞれが地上3階・地下1階の4層になっているので、フロアとしては都合12フロアあり、しかも1フロア内も何筋かに分かれている所があるので、全てを見てまわりたい場合は既に見てまわったところをパンフレットに記入してゆくなりしないと、ものすごーっく歩行距離に無駄がでます。
入場してからは3つのウィング(翼)にあるお目当ての作品めがけて行くもよし、端から順番に全てを見てまわろうとするもよし。
「ルーブル美術館?行ったことあるで。」
「モナリザ見たことないん?大したことないで。」
などと言いたいだけの方は、2時間もあれば有名どころは見てまわれるかもしれませんが、美術館が好き、絵や彫刻などの美術品が大好き、という方はいくら時間があっても足りないので、ミュージアム・パスを利用して2,3日掛けて見られるのがいいと思います。
ルーブル美術館近くのホテルをとって、他の観光もしながら毎日見に行くのもいいかも知れません。
私は、ロンドンの大英博物館をそんな感じで見に行きました。
先ずはサモトラケノニケ
1階には「モナ・リザ」や「サモトラのニケ」「ナポレオン一世の戴冠式」などの有名作品が集中しています。
12月30日、すなわち真冬なのですが館内は外で過ごす服装のままだと暖房のせいで暑いので、出来れば上着を脱げるようにしておいた方がいいです。
ダウンジャケットを着たままだとくそ暑い。
太っている人、暑がりな人は要注意。
奥の階段を上ったところにサモトラケのニケはあります。
人気作品なので、人がいっぱい。
モナリザの微笑み
2015年のモナリザ。とにかくこの部屋のモナリザの前には人がいっぱい。
娘は
「一番前で見たい」と言って一番前まで粘り強く進んで行きました。
私は人だかりから離れて娘の帰りを待っていましたが、娘が一番前で写真を撮って戻ってくるまでに30分!かかりました。
30分かかって行った特等席からの1枚がこれ。
私には無理な行動。
大塚美術館のでいいです。
「ルーブル美術館?行ったことあるよ。」派なので。
ミロのビーナスの後ろ姿は「半ケツ」
こちらも人気作品ですが、割と近くで普通に見れます。
皆さん前から見たいようで、背後に回る人は少ない。
写真には撮りませんでしたが「半ケツ」です。
とにかく広くて疲れる
大きな作品群は割とさーっと見てまわれるのですが、
小さな作品、美術品はこまめに見てまわろうとするととんでもなく時間が掛かります。
向かい合っている翼を望む。
ウィングの端らしき所には、職員と思しきおねえさんがパイプ椅子に座って監視をしています。
そんな人は「仕事中にすることが無くて暇に違いない!」と思っているので、疑問に思うことを遠慮なく尋ねてみることにしています。
「ここは建物の端ですか?」
「Yes」
以上。
暇つぶしにならなくて申し訳ない。
早朝暗いうちに起きてバルセロナから飛行機で移動してきて、遅い昼食を食べて歩いてここまで来たので長時間見てまわるのは無理でした。
「時間があれば明日、また来よう」となったのですが、翌日も結構ハードスケジュールの予定なので結局、ルーブルはこの日だけでした。
日本である程度予習して来ているのですが、「ナポレオン一世の戴冠式」を見ていなかった事に娘が気が付きました。
「ナポレオン一世の戴冠式」はここ以外にもあるのですが、それは翌日別の場所で見ることが出来ました。
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