ミラノ・マルペンサ空港、VAT(付加価値税)の還付について
関空ーミラノ、ミュンヘンー関空のオープンジョーのチケットを買っているので、2都市間の移動にはスカイスキャナーで調べてLCCのeasy Jetのチケットを買いました。
Easy Jetは今回が2度目です。
LCCなので預け荷物があればプラス料金がかかります。
座席指定も含めて16,000円でした。
easy Jet は事前にWEBチェック・インが必要です。
なのですが、カウンターに人が結構いるじゃないですか。
早朝便でなければ、当日、カウンターでチェックインできるのでは?
スタッフの対応も悪くありません。
イタリア人スタッフにはあまりいい印象が無かったのですが、ミラノではそんな人には一人も出会いませんでした。
タックス・リファンド(付加価値税の還付)の手続きのため、今いるターミナル2からターミナル1に向かいます。
3日前に上海からこの空港に到着したときはターミナル1に着きました。
そこから歩いてターミナル2にあるバス乗り場に移動して乗車したはずなのですが、その時はそんなに歩いてはいません。
なので歩いてターミナル1に行こうとしたのですが、ターミナル1方面の表示が一切見当たりません。
空港で働いてそうな人に尋ねてみます。
「ターミナル1に行きたいのですが?、歩いて。」
「歩いては行けないよ。3Kmあるから」
「???」
3日前には歩いて来たんですけど?
すぐ外にターミナル間移動用シャトルバスの乗り場がありました。
10分ぐらいでターミナル1に到着。なんか滑走路外周をぐるっと来たような気がします。
タックス・リファンド・オフィスに行くと
「これからどこへ行かれますか?」
「ミュンヘンですけど」
「ではミュンヘンで手続きしてください」
「えっ、そうなんですか?」
シェンゲン協定国内で移動する際は入国審査は最初に入国した国で、出国審査は最終出国地で行われます。
タックス・リファンドが「その商品をその区域内で利用しないことを条件にVATの還付を行う」主旨であれば当然、今回は最終訪問国であるドイツ出国審査後に行うのが理屈の上では当たり前。
なのですが、GUCCIの本店で渡された封筒にはローマ・フィウミチーノ空港とミラノのマルペンサ空港ターミナル1にあるオフィスの地図しかなかったのでここに来た次第です。
すぐにもう一度ターミナル2に戻ります。
保安検査場でなぜなのかボディーチェックで引っ掛かりました。
妻は引っ掛かっていません。
「???」
手を検査されたのですが何か検疫っぽいです。
テロ等の防御対策には厳しくしようとする一方で、EU圏内はなるべく移動の自由を認めようとするそのアンバランスさが、島国に住む日本人には理解しにくいところです。
国と国をまたいでの移動にもっと厳しく制限をすれば犯罪ももっと防げるような気がするのですが。
イギリス国民の一部がEUを抜けるべきだと思うのもむべなるかな、です。
我々が持っていたEasy Jetのチケットは「easy Jet Plus」という荷物と座席指定がパックになったものだったのですが、保安検査もFAST LANEが使えることに後から気が付きました。
というより、「easy Jet Plus」がFAST LANEを使えることには気が付いたのですが、自分たちが持っていたチケットの名称が「easy Jet Plus」であることに気が付いていなかったのです。
マルペンサ空港のターミナル2にはプライオリティ・パスの使えるラウンジはありません。
16:30発ミュンヘン行きの便は15:00になるまでGATEが決まらないようです。
16:30のMunich行きなんですが、GATE info 15:00となっています。
ということで、それまではその辺でビールでも飲んで過ごすことにします。
残念ながらこのターミナル2にはプライオリティ・パスの使えるラウンジはありません。
このターミナル2はLCC専用ターミナルなのかも。
関空のターミナル2と比べてお店もたくさんあります。
フリッターと冷えたビール。鉄板ですね。
車の運転をしない日は、昼間から飲めるのでいいです(^^
easy Jet はこんな感じ
easy Jet Plusの人は優先搭乗できるようです。
E-チケットの控えを見てみると自分たちのはeasy Jet Plusと書いてありました。
ここで初めて保安検査場のFAST LANEが使えたことに気が付きました。
混んではいなかったので、特に失敗した感じではなかったですがうっかりしていました。
どうも沖留めの様子。
天気いいですね。いつも思うのですが大雨の時はどうやって搭乗するのでしょう?
預け荷物は別料金なので持ち込み荷物ですぐに棚はいっぱいになりました。
最前列なのですが、手荷物で足元はこんな状況です。
同じ料金なら向こうの方が広くてよかった
ミラノ郊外上空
多分スイス上空
上に同じ
ドイツに入った感じ
ミュンヘンが近づいてきました。
1時間10分のフライトなのであっという間です。
ヨーロッパって都市間移動が楽ですよね。
イタリア・ドイツ自動車博物館巡り(と妻に内緒で命名していた)の後半戦の始まりです。