バンコクドンムアン空港からタクシーで約30分。今回の宿泊先のフラマエクスクルーシブ・アソークに着きました。
バンコクでホテルを選ぶ際に考えたい立地条件
バンコク中心部でホテルを選ぶ際に候補に挙げるのは上の地図で番号を振っている5つのエリアです。
1.サイアム駅周辺
ここはよく日本の渋谷や原宿に例えられたりしますが、全然違います。あくまで「タイランド」ですから。
ショッピングエリアなので買い物には便利ですし、怪しい雰囲気もあまりないので女子旅の場合にはこの辺りがいいと思います。
BTS(電車)のシーロム線とスクンビット線の乗換駅であるサイアム駅があるので移動が楽です。
王宮やお寺にも近いので観光には便利でいいエリアだと思います。
2.チットロム駅周辺
ここもショッピングエリアで観光拠点としても便利な場所です。
3.スクンビット
ここは外国人(タイ人以外)が多いエリア。
ホテルも無数にあります。
夜になると道路沿い露店が沢山出るので、夜も観光客が多い。
道路はいつも渋滞しているイメージ。
個人的にお勧めなのは地下鉄アソーク駅とBTSのアソーク駅の両方にアクセスできるエリアのホテル。
ターミナル21にも近いのでとっても便利。
4.サラデーン駅周辺
ここも外国人観光客が多く、夜には露店が出るエリア。
またアソーク同様に地下鉄とBTSのどちらにもアクセス出来るので便利。
5.リバーサイド
ここはリバービューがメリット。といっても河は汚い。
お寺や王宮にも近いので観光も便利。
何をするかによってエリアは選んだほうが良い
どこに行きたいか、どう過ごしたいかを旅行前にピックアップしてそのためにはどこが便利かを考えるのが良いと思います。
もちろんホテルの料金の問題もあると思います。
ただ、バンコクはホテル料金が安いので、出来る限りいいホテルに宿泊することをお勧めします。
1泊2万円以内でいいホテルが沢山あります。
時期によってはその料金でシェラトンやソフィテル、ハイアットリージェンシーに泊まれたりします。
これって東京や大阪では考えられない料金ですよね。
今回のホテル、フラマエクスクルーシブアソーク
その名の通り、アソーク駅のすぐそばにあるホテルで、BTSと地下鉄のどちらの駅にも近くて便利。
ターミナル21にも歩いてすぐ。
値段も安かったので今回はここにしました。
今回はスウィート・ルーム
広い部屋が好きなので、5つ星ホテルのスタンダードと4つ星ホテルのスウィートが同じ値段なら4つ星を選ぶことが多いです。
ただ、スウィートと言っても豪華ではありません。
今回はゴルフ道具は持って来ませんでしたが、スウィートだとリビングの方で素振りが出来たり、カーペットが敷いてあるとパターの練習(夜はダメです)が出来ます。
日本だとスウィートは高いのですがタイではリーズナブルに泊まることが出来ます。
フラマはAGODAで予約して3泊で¥34,800。
1泊あたり¥11,600!
しかも朝食付きです。
この辺りがタイ旅行が人気の理由でもあると思います。
リビングルームがあるとベッドルームに荷物を置かなくて済むので快適。
テレビもそれぞれの部屋になるので快適。
二人の場合は寝ているパートナーに気を使わずテレビが見れます。
ここのスウィートは横並びではなく縦につながっているタイプ。
リビングが窓に面していないので扉を閉めるとちょっと閉塞感があるかも。
ベッドはやや小さめで見たところ幅が140Cmぐらい。
でもうちの自宅のと同じぐらいなので一人で寝る分には快適。
部屋は広いのですが、決して豪華ではありません。
豪華さを求める方は5つ星をお勧めします。
今回は孤独を好む息子との旅行なので、それぞれ別に部屋を取りました。
その方がお互い気を使わなくて済みます。
部屋によっては同じスウィートでも全然作りが違う
こちら、息子部屋。ベッドルームの向かって右側に少しスペースがあります。
エアロバイクが置いてありました。
部屋に置いてあるホテルは初めて見ました。
要りますか?これ。
部屋は明るくてきれいです。暑い国なので床がカーペットでないのもグッドです。
もちろんカーペットが敷いてあるホテルもあります。
その場合はエアコンをガンガンに効かせるので問題はありません。
バスタブは絶対に欲しい
いつものように避難経路を確認しようとフロアの平面図を見ているとあれれ?
私の部屋にはバスタブが無い事に気が付きました。
息子の部屋にはバスタブと独立したシャワーブースがあります。
AGODAで予約した時は「バスタブと独立したシャワーブース」となっていたので予約したため、フロントスタッフにその旨伝えて部屋の変更を要求しました。
あいにくこの日は条件に合う部屋に空きが無かったため、翌日に替えてもらうことになりました。
フロアマップを見ると、バスタブと独立したシャワーブースがある部屋が各階どの部屋番号であるかが分かったので、フロントのおねえさんに「各フロアにあるこれこれこういう部屋にして欲しい」とリクエストすると、そのおねえさんはパソコンの画面を見せてくれて「今、このような埋まり具合ですので」ときちんと説明してくれました。
フロントのパソコンを直に見せてもらえるなんて日本ではまず考えられません。
このホテル、このおねえさんだけではなく他のスタッフもみんな愛想が良かったので印象がいいです。
フラマの朝食はまずまず
朝食は豪華ではありませんがそれなりに種類はあります。
タイのホテルの朝食では基本的にカオパット(タイ風焼き飯)やパッタイ(タイ風焼きそば)が置いてあります。
お粥もたいてい置いてあります。
もちろん西洋人が食べるソーセージやスクランブルエッグもまず間違いなく置いてあります。
前の道路からは丸見えの朝食会場。
特に珍しいものは無いのですが不味いものもありませんでした。
連泊する場合の朝食について
何日か連泊する場合は敢えて一食(一日)に選ぶ種類を少なくするようにしています。
好きなものを万遍なく色々取ると、毎日同じ組み合わせにならないとも限りません。
なので一回の種類を少なくして、「今日はカオパットを多く」とか「今日はアメリカン・ブレックファースト」「今日はお粥を多くして中華風」のようにします。
値段の高いホテルだと、そもそも料理の種類が多いのでそこまでする必要が無いのですが、毎朝同じようなメニューばかりで品数が少ないホテルだと、食べるものの組み合わせを工夫しないと毎日同じような盛り合わせになってしまって飽きてしまいます。
旅行ではホテルの立地はとっても大切
立地が悪いと移動に疲れてしまいます。
特に、のんびりするのが目的だとなおさらです。
個人的には交通が便利で、なおかつ歩いて食べに行ける店が多いエリアをいつも選ぶことにしています。
バンコクは交通渋滞がひどいので、このことは絶対条件だと思っています。
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