チェックイン時刻(14時)になったので、ミラノ市街散策からホテル戻って来ました。
早朝に既にチェックインは済ませていたのですが、チェックイン時刻までは部屋には入れなかったのでフロント・スタッフには
「チェックイン時刻になるまでそこら辺を観光してから戻って来ます。」と伝えて、
荷物を預けていました。
なので、キーを受け取るだけだったのですぐに部屋に入れてもらえるだろうと思っていたのですが、フロントでは既に出来ているチェックインの列に並べ、との事。
どういうこと?
荷物の預かりタグを持っていたので、それをポーターに渡して
「キーをまだもらっていないんです。」と言ったのですが、
若いポーターのお兄さんも申し訳なさそうにフロントの方をチラチラ見て
本当に我々に対して「申し訳ない」という顔をされていました。
キーをもらうだけなので、このあたりのサービスは何とかして欲しいです。
ミラノ中央駅からとっても近い。レンタカーを借りるB-RENTの店舗も駅にあるので今回は便利でした。
グラム・ホテル・ミラノの室内
このホテル、モダンデザインでスタイリッシュです
広さは20平米あるなし、ベッドもシンプル
水回りもスタイリッシュ。ヨーロッパのホテルでよく見かける「ビデ」もあります。
バスタブもきれいです
部屋は特に狭くも広くもなく必要最低限なものがある、という感じです。
クラシカルなヨーロピアン調の部分は微塵もないのですが、それが逆にミラノのイメージによく合っているように思います。
水回りも含めて室内が清潔な感じなので、女性にはお勧めのホテルです。
ミラノ中央駅から広場を突っ切って向かいにあるのでタクシーを使わずにホテルに行け、
ミラノ中心街にも歩いて行けます。
グラム・ホテル・ミラノは夕食バイキング付き!
今回のグラム・ホテル・ミラノはAGODAで予約したのですが、夕食付のプランでした。
外国のホテルで夕食付ってあまり見かけた記憶がありません。珍しいような気がします。
私個人の問題なのでしょうが、ヨーロッパのレストランは何となく気軽に利用しにくい感じがします。なんか身構えてしまうというか緊張するというか落ち着きません。
なので夕食付プランもたまにはいいかと思います。
料理はそこそこあるのですが、なんか冷めています。客層も庶民的です。
飲み物は別料金です。
プロシュート(生ハム)はイタリアではよく見かけます。
クスクスは生まれて初めて食べました。ただし冷めてしまっているので美味しいのかどうかが評価できません。
ビュッフェ形式なのでビールを飲みながら好きなものを好きなだけ食べられます。
あー、幸せ。
ただ、子供たちがそこいらを走り回っていてもウェイトレスさんが注意をしなかったのが少し残念でした。
朝食も同じ場所でビュッフェ
食べかけですみません。いたって普通の朝食です。
でもこれがあります。コーヒーマシーン。
種類が多くて全部飲みたいぐらいですね、白湯以外は。
個人的にはエスプレッソが好きなので、たいていエスプレッソがメニューにあるヨーロッパのコーヒーマシーンは嬉しいです。
日本人以外にも無防備な人がいました
食事をしていると隣のテーブルにイタリア語を話している60代ぐらいのご婦人がルイ・ヴィトンのポーチを席取りのために置いて料理を取りに行きました。
気になったので英語で話しかけてみました。
「すみません、ちょっと訊きたいのですが・・・」
そのご婦人は私の後ろに座っている女性に「ちょっと、お願い」といった感じで振りました。ご婦人の娘さんのようです。
「席を取るために高価なポーチを置いて行かれたのですが、そんなことをするのは日本人だけかと思っていました」
「私たちはスイス人でスイスは治安がいいんです」
道理で。その女性の旦那さんらしき男性がドイツ語を話していたことに合点がゆきました。
ご婦人と娘さんはイタリア語で話していたので彼女たち家族がスイス人であることがさもありなんな感じです。
ミラノからスイスまでは車で1時間ぐらいで、我々も日帰りでの観光を考えたぐらい近いのです。行っても何もないのと、他に行きたいところがあるので行きはしませんでしたが。
朝食後にホテルをチェックアウトしました。
AGODAで1泊夕・朝食付きで20,650円でした。
場所も良くて値段もリーズナブル。バスタブもあって清潔なのでお勧めです。